■様似中学校
(1)教科に関する調査の結果
中学校では、全国平均正答率と比較して、国語は8.1ポイント、数学は7.5ポイント下回りました。それぞれの教科の調査結果は、次のとおりです。
▽国語
平均正答率が全国よりも高かったのは、「文の成分の順序や照応について理解している」、「話合いの話題や展開を捉えながら、他者の発言と結び付けて自分の考えをまとめることができる」などです。また、全国よりも下回ったのは、「表現の効果を考えて描写するなど、自分の考えが伝わる文章になるように工夫することができる」、「目的に応じて必要な情報に着目して要約することができる」などでした。
▽数学
平均正答率が全国よりも高かったのは、「問題場面における考察の対象を明確に捉え、正の数と負の数の加法の計算ができる」、「複数の集団のデータ分布から、四分位範囲を比較することができる」などです。また、全国よりも下回ったのは、「目的に応じて式を変形したり、その意味を読み取ったりして、事柄が成り立つ理由を説明することができる」、「複数の集団のデータ分布の傾向を比較して読み取り、判断の理由を数学的な表現を用いて説明することができる」などでした。
(2)生徒質問紙調査の結果
・生徒質問紙調査(質問内容を一部抜粋)
全国と比べて、○は良かった項目、●は悪かった項目
・平日の家庭での学習時間
平日の家庭での学習時間の質問を見ると、「3時間以上」、「2時間以上3時間未満」、「1時間以上2時間未満」と答えた生徒の割合が全国平均よりも下回っているほか、「30分未満」と答えた生徒の割合は全国平均よりも大きく上回っています。また、平日の携帯電話やスマートフォンのSNS・動画視聴使用時間の質問から「4時間以上」、「3時間以上4時間未満」、「2時間以上3時間未満」と答えた生徒が全体の8割で、家庭での学習時間の減少の要因の一つになっていると考えられます。
問い合わせ:教育委員会 生涯学習課学校教育係
【電話】36-2521
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